ゆらトレ®
「何か運動しないと!」と思ってもなかなか始められない理由
「食べる量は変わってないのに、体重が減らない。」
「体重は変わらないけど、なんとなくだらしない体型になってきた。」
「運動を続けている友達の話を聞くと何かしないと!と漠然とおもう。」
など、40代に差し掛かるころ、このように思うことはないですか?
でも、このまま50代、60代になっていって鏡を直視できなくなる自分を想像すると、ちょっとこわい。
将来に対する不安を感じながらも、今日すぐに何かを始めないことについて考えてみました。
運動を始めるまでのハードル
長い間運動をしてこなかった人にとって、からだを動かすに至るまでにはハードルがいくつもあるように感じます。
そのハードルには
1.大きな病気をしているわけではないので、今困っていない
→生死に関わり、早急に体重をコントールしないといけないとか、お医者様に厳重注意を受けているとかでない限り、今すぐに何か運動しないと!という気持ちにはならないですよね。
でも、鏡を見るたびに目を反らしたくなってきていたら、やらないことでのストレスを十分に感じています。
2.あれこれ試したけど結果が出ず、別の方法を探すのが嫌になった
→トレーニングジム、ヨガ、流行りのメソッドなど。
どれもそれなりに良いし、悪くはない。だけど「時間がとれなくなった」という理由で辞めていたとしたら、その方法は自分にぴったりの方法ではないということなんです。
人は少しずつでも進化していくことに無上の喜びを感じる生き物なので、悪くはないけどただ通っているだけのマンネリの状態になると、なにかしらの理由を見つけてきて通わなくなってしまいます。
3.何を始めたらいいか迷いつづけている
→情報がありすぎて、どれを選んでいいのかわからない。の本音は始めたものが(自分の選択が)失敗だったら嫌だという失敗への恐れが含まれています。
4.時間がない
→例えば、歯を磨くのに時間がないっていう人はいません。
からだを動かすってわざわざ別の場所にいかないとできないことではないので、3分でできるエクササイズを隙間時間に5個やれば一日の運動時間はあっという間に15分になります。
1週間続ければ、あっという間に105時間になります。
年間で計算すると、もはや運動不足とは無縁の領域です。
など、「運動を始められない」は根本的な原因ではなく、表面的にハードルと決めているだけなんです。
からだを動かすことのメリット
さて、上記で勝手に作り上げたハードルを取り払っていくと同時に、からだを動かすことの強烈なメリットが必要です。
1.生活の質があがる
肩こりや腰痛などの日常的な辛さは運動することで大きく改善します。
一度運動で解決する体験をすると、自分のからだは自分でメンテナンスできるようになります。
また生理痛、便秘や冷えなどといった内科的な辛さにも運動は効果的です。
筋力がつき、骨格が変わってくるとからだの巡りがよくなり、これらの辛さも大きく改善します。
日常的に感じている辛さが改善されると、気分が良くなります。
不快なことが減った分、楽しいことに気持ちが向くようになります。
できるだけ不快なことが減って、楽しいことが増えると、間違いなく生活の質は向上しますよね。
2.未病を防げるようになる、または早い処置ができるようになる
今現在、何か病気にかかってなくても、健康は毎日の積み重ねなのでいつどういう状況になるかは誰にもわかりません。
運動していても病気になる人はなります。
ただ、自分の体を注意深くみれることで、大病を未然に防ぐことができます。
動かしにくい箇所が出てきたり、同じ動作でも痛みを感じるようになったり。
それは、時にどんな精密な検査よりも当たっていたりします。
3.鏡をみることが楽しくなる
からだを動かしていくと、よほど間違ったやり方でない限り、全体的にほっそりして、バストアップしたり、ヒップアップしたり、姿勢が良くなります。
そうすると、選ぶ服もスタイルも変わってきます。
自分に自信がついてくると鏡をみるのが楽しくなりますよね。
「すぐに結果」や「流行りのもの」ではなく「90歳になっても続けられるか?」の視点
ちょっと運動してみようかなと思えるようになった時のポイントは
「90歳になっても続けられるか?」です。
重たいものを持ち上げる、息が上がるほど走りこむ。
これらは90歳になっても続けられるかもしれませんが、加齢とともに筋力は落ちるので、関節に負担がかかる可能性があります。
メンタル的にも辛すぎることは続かないです。
かといって、緩すぎると進化していかないので、退屈してしまいます。
そして、からだを動かしたあと、「すっきりした」と感じられることが大切です。
気持ちいいと感じたことは続けられるので。
20代のころ、「彼ができたから、いそいで痩せたい!」と数か月頑張るのは有効です。
でも40代を過ぎて、からだの問題が複雑化してきたときには、「〇〇か月でなんとかする!」という謳い文句はスルーして、長い長いスパンでライフワークとして取り組めることをぜひ始めていただきたいと思います。
何事もスタートするときが一番大変です。
もしも最初のスタートのお手伝いが必要でしたら、ぜひお声がけください。